こんばんは!!
さて、今晩もアメブロの続きです😀
今日講義の中で印象に残った言葉もう1つです。
「今の時期に、花粉や黄砂に反応してアレルギーでくしゃみや鼻水が出るとか目が痒くなるとかいうのは、『何かに反応しやすい状態になっているから起きていることだと考えるべき。反応しやすい状態になっている『根本原因』が何かをちゃんと見ないといけない」
と。
よく私のセミナーでのご質問であるのが「食物アレルギーがあるんですけど、何を食べさせたらいいですか?」というご質問。
もちろん死んでしまうようなアナフィラキシーを起こしてしまうような食材はあげれないだろうけど、じゃあなんでアレルギーを起こしやすい体になってしまってるんだ?と考えて根本原因を解消するような食材を選んで行くと、ちゃんと体質にあっていれば、意外とその食材を与えても症状が出ないことだってある。
(食物アレルギーの血液検査だって、100%ではないし、毎回結果が変わることだってありますからね)
食物アレルギーは、食べたものに反応しているんだから、だいたい脾胃(胃腸)が弱い子が多いし、皮膚と密接な関係のある肺が弱いことだって多い。
もちろんすぐには治らないかもしれないけど、根本原因がわかってくると、少しずつ改善してくることも多いのです。
もちろん検査結果の「データ」が必要で正確なこともあるけど、必ずしもそれが「絶対」ではないと私は思います。
ずっとやってきて、変わりがない、悪化しているなら、それはただその食材を「除去して、食べないようにする」だけではダメなのかも。
例えば、よくあるのが「鶏肉アレルギーで口の周りが赤くなったり、痒がる」と言われた子は、東洋医学的にみると、「胃熱」がもともとあるタイプなのに「体を温める鶏肉とか鹿肉とかをガンガンやってたからさらに胃熱が増して、脾胃の症状が出やすい口周りに熱症状が出てしまった」と見たりします。
そうすると、食材を体を温めるものを避けたりするだけで、口の赤みが減ってきたり、かゆみがなくなることもあります。
この経験、すごく多いです
最近、手作り食をあげられている方が多いけど、よくよくお話をお聞きすると、「鹿肉と馬肉が体にいいと聞いたので、鹿肉と馬肉を混ぜてあげてます」とか言われることが多いです・・・
でも薬膳的に見ると鹿肉は「とーーーーっても体を温めるもの」
馬肉は「とーーーーーっても体を冷やすもの」
北極と南極くらい、真反対の食材なのです
食事については色んな流派があるから、必ずしもこれだけが正しい!とは言わないけれど、やってて反応が悪ければ、別の目線から見て見るのも大事ですよ
もう5月からのセミナーがてんこ盛りになりそうな予感大だわ・・・
飼い主さんもわんこニャンコもいい春を、いいGWを迎えれるように今の土用の時期は気をつけてくださいね〜